「毎日少しずつ練習しているのに、なかなか上達を感じられない…」
そんなふうに感じていませんか?
大人になってからピアノを始めたり、再開した方からよく聞くのが
「練習しているのに、弾けるようにならない」
というお悩み。
実は、“努力が結果に結びつかない理由”には、いくつかの共通点があります。
今回は、ピアノがうまくならない5つの原因と、その解決法を紹介します。
① 練習時間が「弾いているだけ」になっている
ピアノが上達しない最大の原因は、「ただ弾くだけの練習」です。
同じ曲をなんとなく通して弾いていると、ミスや癖が定着してしまいます。
解決法:目的をもって練習する
- 今日は「右手だけをリズム通りに」
- 今日は「左手の音量を安定させる」
- 今日は「2ページ目をテンポ60で止まらず弾く」
このように「今日のテーマ」を決めて練習することで、確実に上達します。
関連記事:ピアノ練習が続かない…そんなときに試してほしい5つの習慣
② 音を聴いていない
大人になると、譜読みや指の動きに意識が向きがちですが、
本当に大切なのは「耳」です。
- 自分の音を“聴いていない”
- 強弱や響きをコントロールできていない
この2つがあると、どれだけ弾いても「音楽的な演奏」にはなりません。
解決法:録音して聴く習慣をつける
スマホでOK。録音して聴くと、自分では気づけない“クセ”が見えてきます。
「思ったより走ってる」「左手が強い」など、耳のトレーニングにもなります。
自分の録音を聞くのは、最初は恥ずかしいかもしれません
しかし何度か重ねるうちに、なんともなくなってきます
③ 目標が遠すぎる
「いつかショパンを弾けるようになりたい!」
という夢は素敵ですが、最初から難曲に取り組むと挫折しやすくなります。
解決法:小さなゴールを設定する
- 1週間で「この8小節を止まらず弾く」
- 1ヶ月で「この曲を人に聴かせる」
短期ゴールをクリアするたびに達成感が得られ、練習が続きやすくなります。
参考教材:電子ピアノ初心者におすすめの練習曲ベスト5|大人でも無理なく続けられる!
④ 正しい姿勢・フォームができていない
ピアノは身体の使い方がとても重要。
姿勢が悪いままだと、どんなに練習しても「音が伸びない」「疲れる」などの問題が起こります。
解決法:椅子と腕の位置を見直す
- 椅子は鍵盤よりやや低めに調整
- 腕が自然に下り、肩に力が入らない位置がベスト
- 手首は水平、指先で軽く鍵盤を支えるイメージ
正しいフォームは音の響きを大きく変えます。
関連記事:【大人初心者向け】ピアノ椅子の選び方|正しい姿勢で弾けるおすすめ3選
⑤ 自分を責めすぎている
多くの大人ピアノ再開組に共通するのが、「できない自分を責めてしまう」こと。
子どものころのように吸収できないことに焦りを感じる方も多いですが、
上達は「自分を信じる力」と深く関係しています。
解決法:自分が一番の味方でいること
「うまく弾けない日があっても大丈夫」
「今日は音を聴けたからOK」
そんなふうに、自分を応援する気持ちでピアノと向き合いましょう。
音楽は、本来“癒し”のためのもの。
完璧さよりも、「自分らしく弾ける心」を大切にしたいですね。
まとめ:焦らず、でもあきらめずに
ピアノがうまくならないと感じるときこそ、
実は大きく成長するチャンスです。
焦らず、自分のペースで。
そして、「昨日より少し良くなった自分」を感じながら、
今日もピアノに向かってみてください。

