「またピアノを弾きたいけれど、どんな楽器を買えばいいの?」
そんな大人のピアノ再開組に多い悩みが、電子ピアノかサイレントピアノかという選択です。
どちらも見た目は似ていますが、構造や目的が異なります。
この記事では、それぞれの特徴やおすすめ機種を紹介しながら、あなたに合った1台を見つけるヒントをお届けします。
電子ピアノとは?
電子ピアノは、録音されたピアノ音をスピーカーやヘッドホンから出す仕組みの楽器です。
実際の弦やハンマーは入っていませんが、技術の進化により音や鍵盤の感触は本格的になっています。
メリット
- 音量調整やヘッドホン練習ができる
- 調律不要でメンテナンスが簡単
- コンパクトで設置しやすい
- 録音・メトロノーム機能などが豊富
デメリット
- アコースティックピアノ特有の響きが出にくい
- 鍵盤タッチが機種によって異なる
- 電子部品の寿命がある
こんな人におすすめ
- マンションや夜間に練習したい人
- 再開したばかりで無理なく続けたい人
- コストや機能性を重視したい人
おすすめ電子ピアノ
いずれもタッチや音質に定評があり、初期投資を抑えつつも満足度の高いモデルです。
サイレントピアノとは?
サイレントピアノは、本物のピアノに「消音機能」を加えたタイプです。
通常は生音で弾けますが、ヘッドホンを使えば電子音だけで練習することができます。
メリット
- アコースティックピアノと同じ鍵盤アクション
- 響きやタッチ感が圧倒的にリアル
- 生音と消音を切り替え可能
デメリット
- 電子ピアノより高価(中古でも20万円以上が一般的)
- 定期的な調律が必要
- 本体が重く、設置場所を選ぶ
こんな人におすすめ
- タッチや音にこだわりたい経験者
- 将来的に生音でも弾きたい人
- 自宅にピアノを設置できるスペースがある人
おすすめサイレントピアノ
新品にこだわらなければ、中古市場にも状態の良いモデルが多く出回っています。
電子ピアノとサイレントピアノの比較表
| 項目 | 電子ピアノ | サイレントピアノ |
|---|---|---|
| 音量調整 | ◎ | ◎ |
| タッチ感 | △〜○(機種による) | ◎(生ピアノ同等) |
| 音の響き | ○ | ◎ |
| メンテナンス | ◎(不要) | △(調律必要) |
| 価格帯 | ◎(5〜20万円) | △(20〜100万円) |
| 設置スペース | ◎ | △ |
結局どっちを選ぶべき?
結論:
- 手軽に始めたい、夜に練習したい → 電子ピアノ
- タッチや響きにこだわりたい、本格的に再開したい → サイレントピアノ
どちらが正解というより、生活スタイルと練習目的に合う方を選ぶのが大切です。
大人になってから再開するピアノは、“癒しと充実の時間”を生む存在。
無理なく続けられる環境づくりが、上達の近道になります。
編集後記
筆者は長年ローランドの電子ピアノを愛用してきましたが、
夜でも弾ける安心感と、音色の豊かさが気に入っています。
「今の暮らしに無理なく寄り添う1台」こそ、
ピアノ再開を続けるための最初の一歩です。







